readdataの説明
はじめに
- 可変長、固定長データから、CSV形式へと変換するプログラムです。
- 一行が一万カラムといった普通ソフトでは、読み込むことが、出来ない場合でも使用できます。
- 可変長データがあつかえます。当然、可変長部分の指定をしなければ、固定長データを読み込むことができます。
- コンソールアプリケーションですが、ドラッグ&ドロップを使って操作するように設計されているので操作は簡単です。
作者
七條達弘 大阪府立大学経済学部講師
プログラム作成言語
C++
インストール方法
- readdata.exe と ini.txt を同じフォルダにいれます。
- readdata.exe のショートカットをデスクトップに作ります。
使用方法
- ショートカットをダブルクリックすると、初期設定ファイル ini.txt が立ち上がります。
- データをドラッグ&ドロップすると、そのデータから読み込みます。(複数のファイルをCtrlキーやShiftキーを使って選択し、ドラッグ&ドロップ可能することも可能です。)
- #! readdata という一行で始まる初期設定ファイルをドラッグ&ドロップすると、初期設定ファイルが入れ替わります。
- 初期設定ファイルの指定の仕方が若干変化しています。詳しくは、ini.txt をみてください。また、エラー表示もするようにしました。
可変長データについて
ここでいう可変長データとは、ID番号などの固定長部分があり、その後ろに、下のような可変長データがある場合です。下の例では、vdata1、 vdata2の長さがそれぞれ決まっていて、それが何度か繰り返されます。何回繰り返されるかは決まっておらず、可変長となっています。
固定長部分 | 可変長部分
ID |fdat1 |fdata2 |vdata1|vdata2|vdata1|vdata2|vdata1|vdata2|
100010000010000000000000000000001000000100000010000001000000100000010000000
このように、固定長部分があり、可変長部分は、固定した長さの繰り返しというフォーマットにしか対応できません。あるしからず。