研究生の受け入れについて

よく、「経済学研究科は入学を希望する留学生を研究生として受け入れているか。」というお問い合わせをいただきますが、本研究科では、原則として研究科入学試験に合格された場合を除き、研究生としての受け入れは行いません。ただし将来経済学研究科入学をめざす留学生は、次の場合大学院研究生として受け入れることがあります。研究生として在籍できる期間は1年間ですが、1年間の延長が認められる場合もあります。

  1. 国費留学生
  2. 外国において学校教育における16年以上の課程を修了または修了見込みの留学生であって、つぎのいずれかに該当する場合
    • 志願者が指導教員予定者と研究交流の深い海外大学等の所属または出身であること
    • 志願者が国際交流協定締結校の所属または出身でしかるべき者(学長、学部長など)の推薦がある場合
    • 指導教員予定者が学会、学術調査、在外研究等を通じて志願者の研究業績や研究能力についてよく知っている場合

1、2以外の場合は大学院入学後の研究能力が不明のため、研究生としての出願に先立って、通例大学院入試に合格することが求められます。

なお下記1-3のようにとくに優れた研究能力を具体的に説明でき、大学院入試受験が間に合わない場合は、指導希望教員に直接ご相談下さい。なおGPA不採用の大学の成績証明は、ここでいうとくに優れた能力の具体的説明には該当しません。

  1. たとえばERE(経済学検定試験)・TOEFL・TOEICなどの検定・資格試験の成績がとくに優れている留学生
  2. 出身大学におけるGPAが例外的に高い留学生
  3. その他、経済学研究科入学後の研究内容と密接に関連する分野における、とくに優秀な学術的成果を上げたことを具体的に提示できる留学生

注意:上記の具体的説明のための資料(成績証明書等)は原則として返却いたしませんので、指導希望教員から提出要請があるまで郵送しないようお願いします。経済学研究科では、毎年多数の外国人留学生の方から、研究生としての受け入れ可否のお問い合わせを頂いておりますので、すべてのお問い合わせに対し回答できないのが実情です。また指導希望教員の出願に関する同意を得ていない方からの研究生出願に関するご相談・教員への紹介は、教務課・学生課では受け付けておりません。