経済学科の教育

経済学科の教育目的

人間の行動をインセンティヴの観点から理解し、そのような人間で構成される社会で起こる現象を解明するのが経済学です。経済学科では、まず経済学の考え方を習得し、その上で豊かな社会とは何か、その実現のためには何が必要かを考えます。そのような教育を通じて、社会と関わる様々な場面において、正確な情報に基づいて冷静な判断を下し、責任ある行動を取れる人材を育成します。

 

経済学科の教育目標

  1. 経済学だけでなく、社会科学、さらには人文・自然科学に至るまでを幅広く学習し,長期的かつグローバルな視点から物事を考える素養と能力を身につける。
  2. 経済活動が社会および自然環境に及ぼす影響・効果の大きさを認識し,消費者および生産者としての社会に対する責任の重さについて自覚をもつ。
  3. 効率性と公平性の観点から社会の豊かさを評価し、市場メカニズムを補完する経済政策の意義と限界を見極める能力を養う。
  4. 経済主体の行動を最適化行動として理解し、社会の状態を均衡分析で説明する能力を身につける。
  5. 数学、経済学、経営学、情報処理などに関する 十分な基礎知識を習得し、問題解決に応用できる能力を養う。
  6. データを用いて事実を把握し、仮説の真偽を判定する統計学の手法を習得する。
  7. 卒業研究等を通して問題解決のための調査・研究の手法を習得し、社会の広範な問題に取り組み、解決することのできる能力を養う。
  8. 日本語による正確かつ論理的な表現能力・コミュニケーション能力、および国際的なコミュニケーション基礎能力を養う。
  9. 自主的に学習を継続して行うことができるとともに、グループで協議して進め、総合的にプロジェクトをまとめる能力を養う。

 

経済学科の教育目標とカリキュラムの対応

こちらをご覧ください→ 経済学科の教育目標とカリキュラム[PDF]